A、Bという名の複数のディレクトリが、図に示す構造で管理されている。
“\B\A\B”がカレントディレクトリになるのは、カレントディレクトリをどのように移動した場合か。
ここで、ディレクトリの指定は次の方法によるものとし、→は移動の順序を示す。
[ディレクトリ指定方法] | |
(1) | ディレクトリは“ディレクトリ名\…\ディレクトリ名”のように、経路上のディレクトリを順に“\”で区切って並べた後に“\”とディレクトリ名を指定する。 |
(2) | カレントディレクトリは“.”で表す。 |
(3) | 1階層上のディレクトリは“..”で表す。 |
(4) | 始まりが“\”のときは、左端にルートディレクトリが省略されているものとする。 |
(5) | 始まりが“\”、“.”、“..”のいずれでもないときは、左端にカレントディレクトリ配下であることを示す“.\”が省略されているものとする。 |
ア | \A → ..\B → .\A\B |
イ | \B → .\B\A → ..\B |
ウ | \B → \A → \B |
エ | \B\A → ..\B |
答え ア
【解説】
ディレクトリ“\B\A\B”を図で示すと
になる。
ア | “\A”で(1)の位置に移動し、“..\B”で(2)に、“.\A\B”で(3)に移動する。 |
イ | “\B”で(1)に、“.\B\A”で(2)に、“..\B”で(3)に移動する。 |
ウ | “\B”で(1)に、“\A”で(2)に、“\B”で(3)に移動する。 |
エ | “\B\A”で(1)に、“..\B”で(2)に移動する。 |
【キーワード】
・ディレクトリ指定