平成30年 秋期 情報処理安全確保支援士 午前II 問1

AESの特徴はどれか。

 ア  鍵長によって、段数が決まる。
 イ  段数は、6段以内の範囲で選択できる。
 ウ  データの暗号化、復号、暗号化の順に3回繰り返す。
 エ  同一の公開鍵を用いて暗号化を3回繰り返す。


答え ア


解説

 ア  AESは置換と転換を行うSPN(Substitution Permutation Network Structure)構造の暗号化方式で、鍵長は128ビット、192ビット、256ビットから選択でき、鍵長で処理の回数(段数)が違います。
 イ  AESでは処理の段数は鍵長で決まります。
 ウ  データの暗号化、復号、暗号化の順に3回繰り返すのは3DES(Triple DES)です。
 エ  AESは、共通鍵暗号方式なので鍵を公開することはありません。


キーワード
・AES

キーワードの解説

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