平成30年 春期 データベーススペシャリスト 午前II 問22

キャッシュメモリのアクセス時間及びヒット率と、主記憶のアクセス時間の組合せのうち、主記憶の実効アクセス時間が最も短くなるものはどれか。

キャッシュメモリ 主記憶
アクセス時間(ナノ秒) ヒット率(%) アクセス時間(ナノ秒)
10 60 70
10 70 70
20 70 50
20 80 50


答え エ


解説
主記憶の実効アクセス時間の計算式は(主記憶のアクセス時間:M、キャッシュメモリのアクセス時間:C、キャッシュヒット率:r )
 アクセス時間=C×r +M×(1-r )
である。
各選択肢のアクセス時間を計算する。

 ア  アクセス時間=10×0.6+70×(1-0.6)=34(ナノ秒)
 イ  アクセス時間=10×0.7+70×(1-0.7)=28(ナノ秒)
 ウ  アクセス時間=20×0.7+50×(1-0.7)=29(ナノ秒)
 エ  アクセス時間=20×0.8+50×(1-0.8)=26(ナノ秒)
結果、エが最もアクセス時間が短い。


キーワード
・キャッシュメモリ

キーワードの解説

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