プロジェクトにどのツールを導入するかを、EMV(期待金額価値)を用いて検討する。
デシジョンツリーが次の図のとき、ツールAを導入するEMVがツールBを導入するEMVを上回るのは、Xが幾らより大きい場合か。
ア | 120 |
イ | 150 |
ウ | 200 |
エ | 240 |
答え ウ
【解説】
EMVの計算式は
期待される効果の総額 - 費用
で、期待される効果は各ノードの
効果額×確率
の総和なので、
ツールAを導入のEMVは
X×60% + 90万円×40% - 120万円 = 0.6X - 84万円
ツールAを導入のEMVは
120万円×60% + 60万円×40% - 60万円 = 36万円
なので、ツールAを導入するにはAのEMVがBのEMV(36万円)を上回らないといけないので
0.6X - 84万円≥36万円
X≥200万円
(ウ)になります。
【キーワード】
・期待金額評価