2019年 秋期 応用情報技術者 午前 問32

イーサネットで使用されるメディアクセス制御方式であるCSMA/CDに関する記述として、適切なものはどれか。

 ア  それぞれのステーションがキャリア検知を行うとともに、送信データの衝突が起きた場合は再送する。
 イ  タイムスロットと呼ばれる単位で分割して、同一周波数において複数の通信を可能にする。
 ウ  データ送受信の開始時にデータ送受信のネゴシエーションとしてRTS/CTS方式を用い、受診の確認はACKを使用する。
 エ  伝送路にトークンを巡回させ、トークンを受け取った端末だけがデータを送信できる。


答え ア


解説

 ア  それぞれのステーションがキャリア検知を行うとともに、送信データの衝突が起きた場合は再送するのは、CSMA/CDです。
 イ  タイムスロットと呼ばれる単位で分割して、同一周波数において複数の通信を可能にするのは、TDMA(Time Division Multiple Access、時分割多元接続)です。
 ウ  データ送受信の開始時にデータ送受信のネゴシエーションとしてRTS/CTS方式を用い、受診の確認はACKを使用するのは、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance、キャリア検知 多重アクセス/衝突回避)です。
 エ  伝送路にトークンを巡回させ、トークンを受け取った端末だけがデータを送信できるのは、トークンパッシングです。


キーワード
・CSMA/CD

キーワードの解説

戻る 一覧へ 次へ