IPネットワークにおいて、クライアントの設定を変えることなくデフォルトゲートウェイの障害を回避するために用いられるプロトコルはどれか。
ア | RARP |
イ | RSTP |
ウ | RTSP |
エ | VRRP |
答え エ
【解説】
ア | RARP(Reverse Address Resolution Protocol)は、装置に付与されたMACアドレスから、IPアドレスを取得するためのプロトコルです。 |
イ | RSTP(Rapid Spanning Tree Protocol)は、伝送路にループがあるときに伝送されたデータが巡回するのを防ぐためのスパニングツリーを高速で行うプロトコルです。 |
ウ | RTSP(Real Time Streaming Protocol)は、音声や動画などをリアルタイムに配信するためのプロトコルです。 |
エ | VRRPP(Virtual Router Redundancy Protocol)は、同一LANに接続された複数台のルータを仮想的に1台に見せるためのプロトコルです。 同一LANに接続した複数台のルータをまとめ、共通で使用する仮想的なMACアドレスと仮想的なIPアドレスを割り当て、通常は1台のマスタルータが動作し、マスタルータに問題が発生した場合にはバックアップルータが処理を引き継ぐことで、ルータの信頼性を向上させます。 |
【キーワード】
・デフォルトゲートウェイ