2019年 秋期 情報処理安全確保支援士 午前II 問21

JSON形式で表現される図1、図2のような商品データを複数のWebサービスから取得し、商品データベースとして蓄積する際のデータの格納方法に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ここで、商品データの取得元となるWebサービスは随時変更され、項目数や内容は予測できない。
したがって、商品データベースの検索時に使用するキーはあらかじめ制限を設けない。

{
 “_id”:“AA09”,
 “品名”:“47型テレビ”,
 “価格”:“オープンプライス”,
 “関連商品id”:[
  “AA101”,
  “BC06”
 ]
}
図1 A社Webサービス商品データ
{
 “_id”:“AA10”,
 “商品名”:“りんご”,
 “生産地”:“青森”,
 “価格”:100,
 “画像URL”:“http://www.example.com/apple.jpg”
}
図2 B社Webサービス商品データ

 ア  階層型データベースを使用し、項目名を上位階層とし、値を下位階層とした2階層でデータを格納する。
 イ  グラフ型データベースを使用し、商品データの項目名の集合から成るノードと値の集合から成るのどを作り、二つのノードを関係づけたグラフとしてデータを格納する。
 ウ  ドキュメント型データベースを使用し、項目構成の違いを区別せず、商品データ単位にデータを格納する。
 エ  リレーショナルデータベースを使用し、商品データの各項目名を個別の列名とした表を定義してデータを格納する。


答え ウ


解説
A社とB社の商品データベースでは項目が異なるため、これらのデータベースから商品データを取得してデータベースに蓄積するときは、ドキュメント型データベースを使用し、項目構成の違いを区別せず、商品データ単位にデータを格納します。(ウ)


キーワード
・JSON

キーワードの解説

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