2019年 秋期 情報処理安全確保支援士 午前II 問24

情報システムの設計のうち、フェールソフトの考え方を適用した例はどれか。

 ア  UPSを設置することによって、停電時に手順通りにシステムを停止できるようにする。
 イ  制御プログラムの障害時に、システム暴走を避け、安全に停止できるようにする。
 ウ  ハードウェアの障害時に、パフォーマンスは低下するが、構成を縮小して運転を続けられるようにする。
 エ  利用者の誤操作や誤入力を未然に防ぐことによって、システムの誤動作を防止できるようにする。


答え ウ


解説

 ア  UPSを設置することによって、停電時に手順通りにシステムを停止できるようにするのは、フォールトトレラント(fault tolerant)です。
 イ  制御プログラムの障害時に、システム暴走を避け、安全に停止できるようにするのは、フェールセーフ(fail safe)です。
 ウ  ハードウェアの障害時に、パフォーマンスは低下するが、構成を縮小して運転を続けられるようにするのは、フェールソフトです。
 エ  利用者の誤操作や誤入力を未然に防ぐことによって、システムの誤動作を防止できるようにするのは、フールプルーフ(fool proof)です。


キーワード
・フェールソフト

キーワードの解説

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