キャッシュサーバを利用した検索処理の平均応答時間は、キャッシュサーバでヒットした場合には0.2秒、ヒットしない場合には2.2秒である。
現在の平均検索応答時間は、1.0秒である。
3年後のキャッシュサーバのヒット率は、検索量の増加によって現状の半分になると予測されている。
3年後の平均検索応答時間は何秒か。
ここで、その他のオーバヘッドは考慮しない。
ア | 1.1 |
イ | 1.3 |
ウ | 1.6 |
エ | 1.9 |
答え ウ
【解説】
現在のキャッシュサーバにヒットする割合(率)をr とすると、検索処理の平均応答時間を求める時間は
0.2秒×r + 2.2秒×(1 - r ) = 1.0秒
になり、キャッシュヒット率r は
r = 0.6
である。
3年後にヒット率が半分になったとき検索処理の平均応答時間は
0.2秒×0.3 + 2.2秒×0.7 = 1.6秒
(ウ)になる。
【キーワード】
・キャッシュヒット率