SoCを構成するための部分回路情報で、機能単位にまとめられるものをIPコアと呼ぶ。
このIPコアの説明として、適切なものはどれか。
ア | IPコアは、SoC構成要素のアナログ回路だけを対象としている。 |
イ | IPコアは、動作が確認されているので検証の必要がない。 |
ウ | IPコアは、どの半導体製造プロセスでも自由に使うことができる。 |
エ | IPコアを利用することによって、SoC全体を一から設計するよりも開発期間を短縮できる。 |
答え エ
【解説】
IPコア(Intellectual Property core)は、LSI構成のための部分的な回路情報のことで、特に機能単位でまとめられているものを指します。
SoCなどASIC(FPGA)開発で使われることが多く、IPコアを利用することで開発期間の短縮や品質の向上が期待できます。
再利用可能な機能ブロックは企業間で有償でやり取りが行われていて、IPコアの開発を専業としている企業もあります。
【キーワード】
・SoC