平成18年 春期 基本情報技術者 午前 問47

データベースのバックアップ処理には、フルバックアップ方式と差分バックアップ方式がある。
差分バックアップ方式に関する記述のうち、適切なものはどれか。

 ア  障害からの回復時に差分だけ処理すればよいので、フルバックアップ方式に比べて復旧時間が短い。
 イ  フルバックアップのデータで修復した後に、差分を加えて復旧する。
 ウ  フルバックアップ方式と交互に運用することはできない。
 エ  フルバックアップ方式に比べ、バックアップに要する時間が長い。


答え イ


解説

 ア  差分バックアップの場合、復旧にはフルバックアップのデータでデータ修復をした後、さらに差分バックアップのデータを加えるので、復旧処理の時間は長くなります。
 イ  差分バックアップの場合、復旧にはフルバックアップのデータでデータ修復をした後、さらに差分バックアップのデータを加えます。
 ウ  差分バックアップを行う場合、フルバックアップを行った後差分バックアップを行い、またフルバックアップを行うという交互に運用します。
 エ  差分バックアップはフルバックアップしたときのデータとの変更箇所のみのバックアップになるので、バックアップ時間は短くなります。


キーワード
・バックアップ

キーワードの解説

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