平成19年 秋期 基本情報技術者 午前 問30

A、Bという名の複数ディレクトリが図に示す構造で管理されている。
“\B\A\B”がカレントディレクトリになるのは、カレントディレクトリをどのように移動した場合か。
ここで、ディレクトリの指定は次の方法によるものとし、→は移動の順序を示す。

[ディレクトリ指定方法]
(1)  ディレクトリは“ディレクトリ名\…\ディレクトリ名”のように、経路上のディレクトリを順に“\”で区切って並べた後に“\”とディレクトリ名を指定する。
(2)  カレントディレクトリは“.”で表す。
(3)  1階層上のディレクトリは“..”で表す。
(4)  始まりが“\”のときは、左端にルートディレクトリが省略されているものとする。
(5)  始まりが“\”、“.”、“..”のいずれでもないときは、左端にカレントディレクトリ配下であることを示す“.\”が省略されているものとする。

 ア  \A → ..\B → .\A\B
 イ  \B → .\B\A → ..\B
 ウ  \B → \A → \B
 エ  \B\A → ..\B


答え ア


解説
ディレクトリ“\B\A\B”を図で示すと
 
になる。

 ア  “\A”で(1)の位置に移動し、“..\B”で(2)に、“.\A\B”で(3)に移動する。
 
 イ  “\B”で(1)に、“.\B\A”で(2)に、“..\B”で(3)に移動する。
 
 ウ  “\B”で(1)に、“\A”で(2)に、“\B”で(3)に移動する。
 
 エ  “\B\A”で(1)に、“..\B”で(2)に移動する。
 


キーワード
・ディレクトリ指定

キーワードの解説

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