命令語に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア | オペランドの個数は、その命令で指定する主記憶の番地の個数と等しい。 |
イ | 一つのコンピュータでは、命令語長はすべて等しい。 |
ウ | 命令の語長が長いコンピュータほど、命令の種類も多くなる。 |
エ | 命令の種類によってはオペランドがないものもある。 |
答え エ
【解説】
命令語の多くはオペランドを必要としますが、命令語の中にはオペランドがないものもあります。
例えば、関数から抜けるときのリターン命令、実際の処理は行わず時間稼ぎのための命令(NOP(NO Operation)命令)などです。
ア | オペランドの個数は、命令語の種類によって決まります。 |
イ | コンピュータによっては、特殊な処理の命令語(浮動小数点演算、積和演算など)の長さが異なる場合があります。 |
ウ | 命令語長はコンピュータ(CPU/MPU)のビット幅(8ビット、16ビット、32ビット、64ビット)によって決まり、命令語の種類とは関係ありません。 |
【キーワード】
・命令語
・オペランド