DRAMの説明として、適切なものはどれか。
ア | コンデンサに電荷を蓄えた状態か否かによって1ビットを表現する。 主記憶としてよく用いられる。 |
イ | 製造時にデータが書き込まれる。 マイクロプログラム格納用メモリとして用いられる。 |
ウ | 専用の装置でデータを書き込むことができ、紫外線照射で消去ができる。 |
エ | フリップフロップで構成され、高速であるが製造コストが高い。 キャッシュメモリなどに用いられる。 |
答え ア
【解説】
ア | DRAMの説明です。 構造が単純で高密度化が可能なので、大容量のメモリに使用されます。 最近ではよりアクセス速度を速めたDDR-SDRAM(2倍)やDDR2-SDRAM(4倍)、DDR3-SDRAM(8倍)などのメモリが主記憶として使用されています。 |
イ | PROM(Programmable Read Only Memory)の説明です。 メモリの製造時にデータを書き込み、書き換えのできないタイプのメモリです。 |
ウ | EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)の説明です。 チップにデータを消去するときに紫外線を当てるための窓がついています。 データを書き込んだ後は、この窓にシールを貼って光が当たらないようにします。 |
エ | SRAM(Static Random Access Memory)の説明です。 DRAMと比較し高速アクセス可能ですが、フリップフロップで構成されるため構造が複雑で高価、高集積化が難しいので、キャッシュメモリなどの小容量のメモリで使用されます。 |
【キーワード】
・DRAM