ADSLに関する記述として、適切なものはどれか。
ア | 既存の電話回線(ツイストペア線)を利用して、上り下りの速度が異なる高速データ伝送を行う。 |
イ | 電話音声とデータはターミナルアダプタ(TA)で分離し、1本の回線での共有を実現する。 |
ウ | 電話音声とデータを時分割多重して伝送する。 |
エ | 光ファイバケーブルを住宅まで施設し、電話やISDN、データ通信などの各種通信サービスを実現する。 |
答え ア
【解説】
ア | ADSLの説明です。 ADSLのA(Asymmetric)の非対称は上りと下りの通信速度が異なることを意味しています。 通信速度は規格や通信キャリア(会社)によって異なりますが、上りは512kbps〜12.5Mbps、下りは1.5Mbps〜50Mbpsです。 |
イ | ISDN(Integrated Services Digital Network、総合デジタル通信網サービス)の説明です。 通信速度としては、1本の制御用のDチャネル16kbpsと、2本の通信用Bチャネル64kbpsです。 |
ウ | 時分割多重(time division multiplexer)はデジタルデータの通信回線で多く使われています。(BSデジタル、CSデジタル) |
エ | 光通信の説明です。 光通信では光ファイバをどこまで敷設するかでサービスの名前が変わります。FTTH(Fiber To The Home、一般個人用)、HTTB(Fiber To The Building、集合住宅用)、HTTC(Fiber To The Curb、集合ボックス利用) |
【キーワード】
・ADSL