平成18年 秋期 ソフトウェア開発技術者 午前 問16

図の論理回路において、S=1、R=1、X=0、Y=1のとき、Sをいったん0にした後、再び1に戻した。
この操作を行った後のX、Yの値はどれか。
ここで、はAND回路、はNOT回路を表す。

 ア  X=0、Y=0
 イ  X=0、Y=1
 ウ  X=1、Y=0
 エ  X=1、Y=1


答え ウ


解説
初期状態は、S=1、R=1、X=0、Y=1なので図のような状態である。
AND回路Aは入力がS=1、Y=1なので出力が1、AND回路Bは入力がR=1、X=0なので出力が0である。
 

次に、Sを1から0に変えると、AND回路Aの入力がS=0、Y=1になり出力が1から0に変化し、Xは0から1に変わり、AND回路Bの入力がR=1、X=1になり、Yの出力は1から0になる。
Yの出力値が変わったので、AND回路Aを確認すると、入力はS=0、Y=0なので出力は0のままである。
 

次に、Sを0から1に変えると、AND回路Aの入力がS=1、Y=0なので出力は0のまま変化しない。(他の箇所も変わらない。)
 


キーワード
・論理回路

キーワードの解説

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