教育技法の説明のうち、適切なものはどれか。
ア | インバスケットは、一定時間内に数多くの問題を処理させることによって、問題の関連性、緊急性、重要性などに対する総合的判断力を高める技法である。 |
イ | ケーススタディは、日常の開発業務の中で、先輩や上司が個別に指導し、実体験から知識を習得させる技法である。 |
ウ | ブレーンストーミングは、参加者に特定の役割を演技させることによって、各立場の理解や問題解決力を高める技法である。 |
エ | ロールプレイングは、アイデアへの批判禁止の下で会議を進める、創造的問題解決に適した技法である。 |
答え ア
【解説】
ア | インバスケットは、擬似的な状況下(役職者)の立場で、一定時間に課題を処理することで、総合的な判断力を高める方法です。(正解) インバスケット(In-Basket)とは、管理者の机にある、決済・未決済箱のことです。 |
イ | この説明は、OJT(On the Job Training)の説明です。 OJTは実務を行いながら教育を行うため、効率的な教育方法として評価されますが、OJTの指導者の力量に差があるため、指導者の力量に教育を受ける人の運命を託すような危険もあります。 |
ウ | ロールプレイングの説明です。 電話応対や英会話などで行われることが多いですが、それ以外にもリーダーシップをつけるために行われることもあります。 |
エ | ブレーンストーミングの説明です。 ブレーンストーミングは互いに自由にアイデアを出し合うことで、互いの知識が融合し新しい発想が期待できます。 |
【キーワード】
・教育技法