タスクが実行状態、実行可能状態、待ち状態のいずれかの状態をとるとき、実行状態のタスクがプリエンプションによってほかのタスクに実行を中断され、再び実行状態となるまでの状態の変化を示したものはどれか。
ア | 実行状態、実行可能状態、実行状態 |
イ | 実行状態、実行可能状態、待ち状態、実行状態 |
ウ | 実行状態、待ち状態、実行可能状態、実行状態 |
エ | 実行状態、待ち状態、実行状態 |
答え ア
【解説】
実行状態のタスクより、優先度の高い他のタスクが実行可能状態になったとき、実行状態のタスクは処理を中断して実行可能状態なり、優先度の高いタスクが実行可能状態になる。(処理を中断したタスクは、実行するための条件が整っているので、状態としては実行可能状態になる。)
実行状態の優先度の高いタスクの処理が終了すると、処理を中断したタスクが実行可能状態から実行状態になる。
したがって、状態遷移としては実行状態→実行可能状態→実行状態(ア)になる。
【キーワード】
・タスクの状態