2021年 秋期 プロジェクトマネージャ 午前 問15

オブジェクト指向環境におけるロバストネス分析で行うことはどれか。

 ア  オブジェクトの確定、構造の定義、サブジェクトの定義、属性の定義、及びサービスの定義という五つの作業項目を並行して実施する。
 イ  オブジェクトモデル、動的モデル、機能モデルという三つのモデルを順に作成して図に表す。
 ウ  ユースケースから抽出したクラスを、バウンダリクラス、コントロールクラス、エンティティクラスの三つに分類し、クラス間の関連を定義して図に表す。
 エ  論理的な観点、物理的な観点、及び動的な観点の三つの観点で仕様の作成を行う。


答え ウ


解説
ロバストネス図は以下の3種類のクラスを使って、ユースケースを表現していきます。

  • バウンダリクラス
    システム外部との境界を表現するクラス
  • コントロールクラス
    ソフトウェアの機能を表現するクラス
  • エンティティクラス
    ドメインモデルを表現するクラス


キーワード
・ロバストネス分析

キーワードの解説
  • ロバストネス分析
    システムのユースケースを記述した文章を基に、オブジェクトを用いた図(ロバストネス図)を作成することで、ユースケースを記述した文章からクラス図やシーケンス図といったUML静的モデルが作りやすくなる。

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