2023年 秋期 応用情報技術者 午前 問54

プロジェクトマネジメントにおいて、コンティンジェンシー計画を作成するプロセスはどれか。

 ア  リスクの管理  イ  リスクの特定
 ウ  リスクの評価  エ  リスクのへの対応


答え エ


解説
コンティンジェンシー計画は、リスク発生時において企業や従業員がどのように行動するかの指針やシステム復旧手順などまとめることなのでこれは、リスクマネジメントのリスクへの対応(エ)プロセスで行います。

コンティンジェンシー計画に似たものに事業継続計画(Business Continuity Plan、BCP)がありますが、コンティンジェンシー計画は緊急時の対応を目的とした短期的・限定的なのもので、事業継続計画は災害時や障害発生時に通常業務への早期復旧を図るためのものでコンティンジェンシー計画より中長期的で包括的な内容になります。(BCPの一部にコンティンジェンシー計画は位置づけられる。)


キーワード
・コンティンジェンシープラン

キーワードの解説
  • コンティンジェンシープラン(contingency plan、コンティンジェンシ計画)
    事件・事故・災害などの不測の事態が発生することを想定し、その被害や損失を最小限にとどめるために、あらかじめ定めた対応策や行動手順のことです。(緊急時対策マニュアル)
    不測の事態が発生したときの連絡方法や、事業継続のための復旧手段などをまとめて記述します。

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