二つのトランザクションT1とT2を並列に実行した結果が、T1完了後に7T2を実行した結果、又はT2を完了後にT1を実行した結果と等しい場合、個のトランザクションスケジュールの性質を何と呼ぶか。
ア |
一貫性 |
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イ |
原子性 |
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ウ |
耐久性 |
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エ |
直列化可能性 |
答え エ
【解説】
ア |
一貫性(Consistency)は、トランザクションの前後でデータの整合性が保たれ、矛盾の無い状態が継続されることです。(×) |
イ |
原子性(Atomicity)は、トランザクションに含まれる個々の手順が「すべて実行される」か「一つも実行されない」のどちらかの状態になることです。(×) |
ウ |
耐久性(Durability)トランザクションが完了したら、その結果は記録され、システム障害などが生じても失われることがないことです。(×) |
エ |
直列化可能性は、複数の並行に動作するトランザクションそれぞれの結果が、それらのトランザクションを逐次実行した場合と同じ結果となることです。(〇) |
【キーワード】
・直列化可能性
【キーワードの解説】
- 直列化可能性(serializability)
複数の並行に動作するトランザクションのそれぞれの結果が、それらのトランザクションを時間的重なりなく逐次実行した場合と同じ結果となるような性質のことです。
もっと、「直列化可能性」について調べてみよう。
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