2023年 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト 午前 問21
RISC-Vの説明として、適切なものはどれか。
ア
オープン標準として提供されている、命令セットアーキテクチャである。
イ
学術研究には無償で使用でき、商用ライセンス料も安価に抑えられている。
ウ
機器制御に特化した機能をもつ、産業用組込みコントローラである。
エ
ソフトIPとして有償でライセンス提供されているプロセッサである。
答え ア
【
解説
】
ア
オープン標準として提供されている、命令セットアーキテクチャは、RISC-Vです。(〇)
イ
学術研究には無償で使用でき、商用ライセンス料も安価に抑えられているのは、アカデミックライセンスの一種です。(×)
ウ
機器制御に特化した機能をもつ、産業用組込みコントローラには、組込み用マイコンとして数多くあります。(×)
エ
ソフトIPとして有償でライセンス提供されているプロセッサは、ソフトプロセッサです。(×)
【
キーワード
】
・RISC-V
【
キーワードの解説
】
RISC-V
オープンソースで提供されている命令セットアーキテクチャ(Instruction Set Architecture、ISA)で、命令の追加を自由に行えることと、ライセンス料やロイヤリティが不要なことによって、研究開発用途や、半導体メーカー製ICの回路ブロックで利用されている。
もっと、「RISC-V」について調べてみよう。
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