2023年 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前 問19

複数のノードから成るグループにマルチキャストでデータを送るときに、宛先として使用できるIPアドレスはどれか。

 ア  10.0.1.1  イ  127.0.1.1
 ウ  192.168.1.1  エ  239.0.1.1


答え エ


解説
マルチキャストで使用できるアドレスはクラスDでネットワークの先頭4ビットが1110であるので、使用できるアドレスの範囲は224.0.0.0〜239.255.255.255になる。


キーワード
・IPマルチキャスト

キーワードの解説
  • IPマルチキャスト(IP multicast)
    TCP/IPネットワークで複数の相手を指定して同じデータを送信する技術のことです。
    IPマルチキャストを行うには中継機器(ルータ、router)がIPマルチキャストに対応している必要があります。
    通常のTCP/IPは1対1の送信(ユニキャスト、unicast)または、相手を指定しない複数への送信(ブロードキャスト、broadcast)です。

もっと、「マルチキャスト」について調べてみよう。

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