2023年 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前 問20

DHCPのクライアントが、サーバから配布されたIPv4アドレスを、クライアント自信のホストアドレスとして設定する際に、そのアドレスが他のホストに使用されていないことを、クライアント自身でも確認することが推奨されている。 その確認に使用するプロトコルとして、適切なものはどれか。

 ア  ARP  イ  DNS
 ウ  ICMP  エ  RARP


答え ア


解説
DHCPサーバから割り当てられたIPアドレスを他のホストに使用されていないか確認するにはARP(ア)を使用します。
割り当てられたIPアドレスに対するARPを送信すると使用しているホストがあった場合、ARPに対する応答があるので、応答の有無で使用されているかどうかを確認できます。
このような自己のIPアドレスについてのARPをGARP(Gratuitous ARP)と呼びます。


キーワード
・DHCP

キーワードの解説
  • DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)
    クライアントからの要求で動的にIPアドレスの付与をするアプリケーション層のプロトコルです。

もっと、「DHCP」について調べてみよう。

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