エッジコンピューティングの説明として、最も適切なものはどれか。
ア |
画面生成やデータ処理をクライアント側で実行することによって、Webアプリケーションソフトウェアの操作性や表現力を高めること |
イ |
データが送信されてきたときだけ必要なサーバを立ち上げて、処理が終わり次第サーバを停止してリソースを解放すること |
ウ |
複数のサーバやPCを仮想化して統合することによって一つの高性能なコンピュータを作り上げ、並列処理によって処理能力を高めること |
エ |
利用者や機器に取り付けられたーなどのデータ発生源に近い場所にあるサーバなどでデータを一次処理し、処理のリアルタイム性を高めること |
答え エ
【解説】
ア |
画面生成やデータ処理をクライアント側で実行することによって、Webアプリケーションソフトウェアの操作性や表現力を高めるのは、リッチクライアント(rich client)です。(×) |
イ |
データが送信されてきたときだけ必要なサーバを立ち上げて、処理が終わり次第サーバを停止してリソースを解放するのは、サーバレスアーキテクチャ(serverless architecture)です。(×) |
ウ |
複数のサーバやPCを仮想化して統合することによって一つの高性能なコンピュータを作り上げ、並列処理によって処理能力を高めるのは、グリッドコンピューティング(grid computing)です。(×) |
エ |
利用者や機器に取り付けられたセンサーなどのデータ発生源に近い場所にあるサーバなどでデータを一次処理し、処理のリアルタイム性を高めるのは、エッジコンピューティングです。(〇) |
【キーワード】
・エッジコンピューティング
【キーワードの解説】
- エッジコンピューティング(edge computing)
利用者の近くにサーバを分散させて配置し、物理的な距離を短縮することで通信遅延を短縮する技術です。
ここで、使用されるサーバをエッジサーバと呼びますが、利用者の近傍に配置されるということ以外の特徴はありません。
もっと、「エッジコンピューティング」について調べてみよう。
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