JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引き)によれば、プロセス“コミュニケーションのマネジメント”の目的はどれか。
| ア | チームのパフォーマンスを最大限に引き上げ、フィードバックを提供し、課題を解決し、コミュニケーションを促し、変更を調整して、プロジェクトの成功を達成すること |
| イ | プロジェクトのステークホルダのコミュニケーションのニーズを確実に満足し、コミュニケーションの課題が発生したときにそれを解決すること |
| ウ | プロジェクトのステークホルダの情報及びコミュニケーションのニーズを決定すること |
| エ | プロセスの“コミュニケーションの計画”で定めたように、プロジェクトのステークホルダに対し要求した情報を利用可能にすること及び情報に対する予期せぬ具体的な要求に対応すること |
答え イ
【解説】
JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引き)によれば、プロセス“コミュニケーションのマネジメント”の目的として『プロジェクトのステークホルダのコミュニケーションのニーズを確実に満足し、コミュニケーションの課題が発生したときにそれを解決すること』(イ)と書かれています。
また、『プロジェクトの成否は、様々なプロジェクトチームの構成員とステークホルダが互いにどれほどうまく意思疎通を行うかに依存していることがある』とも書かれています。
【キーワード】
・コミュニケーションマネジメント
- コミュニケーションマネジメント(Communication Management)
PMBOKではコミュニケーションマネジメントは『プロジェクトの情報の生成、収集、配布、保管、検索、廃棄といった一連のプロセスをタイムリー、適切、かつ確実に行うための知識エリアである』と定義しています。
ここで扱う情報は、漠然と生成、収集するのではなく、配布や保管に必要な情報を必要な時期に生成・収集する必要があります。
また、配布する情報は受け取り手がほしい情報を提供し、受け取り手が情報を正しく理解したことを確認します。
もっと、「コミュニケーションマネジメント」について調べてみよう。
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