2021年 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前 問20

クラスBのIPアドレスで、サブネットマスクが16進数のFFFFFF80である場合、利用可能なホスト数は最大幾つか。

 ア  126  イ  127  ウ  254  エ  255


答え ア


解説
クラスBのIPv4アドレスのネットワークはネットワークアドレスが上位16ビットで、下位16ビットをホストアドレスとして割り当てることができるますが、サブネットマスクがFFFFFF80(255.255.255.128)なので、同一サブネット内で設定可能なホストアドレスの個数は
 27 = 128
で、ホストアドレスの全てのビットが0と、全てのビットが1の2つは使用できないので
 128 - 2 = 126
(ア)になります。
ちなみに、ホストアドレス全てのビットが0はネットワークアドレス、全てのビットが1はブロードキャストアドレスとして予約されています。


キーワード
・アドレスクラス

キーワードの解説
  • アドレスクラス(address class)
    アドレスクラスと利用者のネットワークの規模に応じて、IPアドレスの割り振りを行うための考え方です。
    規模により、クラスA〜クラスEがあります。
    クラス 第1オクテット 第2オクテット 第3オクテット 第4オクテット
    A 0 ネットワークアドレス ホストアドレス
    B 1 0 ネットワークアドレス ホストアドレス
    C 1 1 0 ネットワークアドレス ホストアドレス
    D 1 1 1 0 マルチキャスト用
    E 1 1 1 1 研究用
    クラスAの場合、第1オクテット(上位8ビット)が指定されたIPアドレスを取得し、第2〜第4オクテット(下位24ビット)はネットワーク管理者が管理することになります。

もっと、「アドレスクラス」について調べてみよう。

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