複数のコンピュータが同じ内容のデータを保持し、各コンピュータがデータの正当性を検証して担保することによって、矛盾なくデータを改ざんすることが困難となる、暗号資産の基盤技術として利用されている分散型台帳を実現したものはどれか。
ア |
クラウドコンピューティング |
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イ |
ディープラーニング |
ウ |
ブロックチェーン |
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エ |
リレーショナルデータベース |
答え ウ
【解説】
ア |
クラウドコンピューティング(cloud computiing)は、従来は利用者ごとに管理・利用していたようなソフトウェアやデータなどを、インターネットなどのネットワークを通じてサービスの形で必要に応じて利用する方式です。(×) |
イ |
ディープラーニング(deep learning)は、システムがデータの特徴を学習して事象の認識や分類を行う“機械学習”の手法です。(×) |
ウ |
ブロックチェーンは、矛盾なくデータを改ざんすることが困難となる、暗号資産の基盤技術として利用されている分散型台帳を実現したものです。(〇) |
エ |
リレーショナルデータベース(関係データベース)は、様々な情報を持ったデータを項目毎に定義付けすることで、探索を容易に行うことを可能にしたり、更新・追加・削除といった操作を容易に行うことを可能にするものです。(×) |
【キーワード】
・ブロックチェーン
【キーワードの解説】
- ブロックチェーン(blockchain)
“ブロック”と呼ばれるデータの単位を一定時間ごとに生成し、チェーン(鎖)のように連結していながらデータを保管するデータベースです。
各ブロックには生成したときに付加したタイムスタンプデータと直前のブロックのリンク情報が含まれているため、一度データベース上に登録されると変更(改ざん)することができません。
もっと、「ブロックチェーン」について調べてみよう。
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