IoTで利用される通信プロトコルであり、パブリッシュ/サブスクライブ(Publish/Subscribe)型のモデルを採用しているものはどれか。
ア |
6LoWPAN |
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イ |
BLE |
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ウ |
MQTT |
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エ |
Wi-SUN |
答え ウ
【解説】
ア |
6LoWPAN(IPv6 over Low-power Wireless Personal Area Networks)は、低消費電力な無線モジュールから構成されるネットワーク上でIPv6に基づく通信を実現するための標準プロトコルです。(×) |
イ |
BLE(Bluetooth Low Energy)は、無線通信のBluetoothの一部で低消費電力の通信モードです。(×) |
ウ |
MQTTは、IoTで利用される通信プロトコルであり、パブリッシュ/サブスクライブ(Publish/Subscribe)型のモデルを採用しています。(〇) |
エ |
Wi-SUN(Wireless Smart Utility Network)は、特定小電力無線と呼ばれる920MHz帯で使用した無線通信技術です。(×) |
【キーワード】
・MQTT
【キーワードの解説】
- MQTT(Message Queuing Telemetry Transport)
送信側が送るデータをデータ領域に一旦保持しながら、受信側の処理が完了するのを待たずに次の処理へ移る通信方式です。
MQTTはパブリッシュ/サブスクライブ(Publish/Subscribe)型のモデルを採用していて、メッセージの送信側をパブリッシャ、メッセージの受信側をサブスクライバに分け、MQTTサーバがメッセージの中継を行います。パブリッシャはサブスクライバを意識することなく、サーバにメッセージの送信ができる一方で、サーバはそれらのメッセージを一旦預かり、管理し、適切にサブスクライバに配信する責任を持ちます。
もっと、「MQTT」について調べてみよう。
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