2022年 秋期 応用情報技術者 午前 問51

プロジェクトマネジメントにおけるスコープの管理の活動はどれか。

 ア  開発ツールの新機能の教育が不十分と分かったので、開発ツールの教育機関を2日間延長した。
 イ  要件定義が終了した時点で再見積もりをしたところ、当初見積もった開発コストを超過することが判明したので、追加予算を確保した。
 ウ  連携する計画であった外部システムのリリースが延期になったので、この外部システムとの連携にかかわる作業は別のプロジェクトで実施することにした。
 エ  割り当てたテスト担当者が期待した成果を出せなかったので、経験豊富なテスト担当者と交代した。


答え ウ


解説

 ア  開発ツールの新機能の教育が不十分と分かったので、開発ツールの教育機関を2日間延長したのは、リソース(資源)マネジメントの活動です。(×)
 イ  要件定義が終了した時点で再見積もりをしたところ、当初見積もった開発コストを超過することが判明したので、追加予算を確保したのは、コストマネジメントの活動です。(×)
 ウ  連携する計画であった外部システムのリリースが延期になったので、この外部システムとの連携にかかわる作業は別のプロジェクトで実施することにしたのは、スコープマネジメントの活動です。(〇)
 エ  割り当てたテスト担当者が期待した成果を出せなかったので、経験豊富なテスト担当者と交代したのは、リソース(資源)マネジメントの活動です。(×)


キーワード
・スコープマネジメント

キーワードの解説
  • スコープマネジメント(scope management)
    プロジェクトのすべてのフェーズでの作業範囲を明確にして、プロジェクトでは「何をするのか」、「何をしないのか」をはっきりさせます。
    また、各作業の終了基準についても明らかにすることで、プロジェクトが拡散するのを防ぎます。

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