2022年 秋期 応用情報技術者 午前 問76

引き出され多くの事実やアイデアを、類似するものでグルーピングしていく収束技法はどれか。

 ア  NM法  イ  ゴードン法
 ウ  親和図法  エ  ブレーンストーミング


答え 


解説

 ア  NM法は、パブロフの条件反射理論をもととした記憶モデルに、シネクティクス(「異質なものを結びつけ統合する」という発想技法)をあてはめ考案した発想技法です。(×)
 イ  ゴードン法は、ブレーンストーミングの方法のひとつで、司会者は本来の課題を把握しているが、最初は参加者に本当の課題を与えずにより幅の広い抽象的なテーマのみを与えて行うブレーンストーミングのことです。(×)
 ウ  親和図法は、多くの事実やアイデアを、類似するものでグルーピングしていく収束技法です。(〇)
 エ  ブレーンストーミング(brainstorming)は、互いに自由にアイデアを出し合うことで、互いの知識が融合し新しい発想が期待できる創造的問題解決の手法です(×)


キーワード
・親和図法

キーワードの解説
  • 親和図法
    いろいろな意見やアイデアなどについて、似たもの同士を集めてグループ化し整理・分析する手法で、課題に関係する項目が複数あって錯綜していたり、問題解決への取り組み方自体が混乱したりしている場合に有効です。
    ブレーンストーミングなどを使い意見を集め、関連性(親和性)のある意見をまとめることで、問題を明確にし文書化していきます。

もっと、「親和図法」について調べてみよう。

戻る 一覧へ 次へ