2022年 ITパスポート 午前 問11

与信限度額が3,000万円に設定されている取引先の5月31日業務終了時までの全取引が表のとおりであるとき、その時点での取引先の与信の余力は何万円か。 ここで、受注分も与信に含めるものとし、満期日前の手形回収は回収とはみなさないものとする。

取引 日付 取引内訳 取引金額 備考
取引@ 4/2
5/31
売上計上
現金回収
400万円
400万円
取引A 4/10
5/10
売上計上
手形回収
300万円
300万円

満期日:6/10
取引B 5/15 売上計上 600万円
取引C 5/20 受注 200万円

 ア  1,100  イ  1,900  ウ  2,200  エ  2,400


答え イ


解説
取引@は5/31に現金回収が行われているので与信には含まれない、取引Aは5/10に手形回収を行っているが手形の満期日が6/10で回収したとはみなさないので与信に含む、取引Bも回収が行われていないので与信に含み、取引Cは受注段階だが与信に含むので与信の余力は
 3,000万円(与信限度額) - 300万円(取引A) - 600万円(取引B) - 200万円(取引C)
 = 1,900万円
(イ)になる。


キーワード
・与信

キーワードの解説
  • 与信
    商品やサービスの代金が支払われることを前提に取引先へ信用を供与することで、相手に返済能力があるかを判断したうえで、代金を受け取る前に商品を渡したり、取引を進めたりする状態を意味します。

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