XP(エクストリームプログラミング)の説明として、最も適切なものはどれか。
ア |
テストプログラムを先に作成し、そのテストに合格するようにコードを記述する開発手法のことである。 |
イ |
一つのプログラムを2人のプログラマが、1台のコンピュータに向かって共同で開発する方法のことである。 |
ウ |
プログラムの振る舞いを変えずに、プログラムの内部構造を改善することである。 |
エ |
要求の変化に対応した高品質のソフトウェアを短いサイクルでリリースする、アジャイル開発のアプローチの一つである。 |
答え エ
【解説】
ア |
テストプログラムではなくテストケースを先に作成し、そのテストに合格するようにコードを記述する開発手法はテスト駆動開発でXPで行われます。(×) |
イ |
2人のプログラマが、1台のコンピュータに向かって共同で開発する方法は、プアプログラミング(pair programming)といいXPになりますが、対象はプログラムの各担当箇所になります。(×) |
ウ |
プログラムの振る舞いを変えずに、プログラムの内部構造を改善することは、リファクタリング(refactoring)でXPでは重要視される活動です。(×) |
エ |
XPは要求の変化に対応した高品質のソフトウェアを短いサイクルでリリースする、アジャイル開発のアプローチの一つになります。(〇) |
【キーワード】
・XP
【キーワードの解説】
- XP(Extreme Programing、エクストリーム・プログラミング)
既存の開発手法で重視してきた段階的に仕様を確定しプログラムを開発する手法から、仕様変更が発生するのを前提に短期間でプログラムのリリースを行い利用者とコミュニケーションを行い、コミュニケーションで指摘された内容の修正を行うという手順を繰り返し行い開発を進めていく方法です。
XPで重要視するのは“コミュニケーション”、“単純さ”、“フィードバック”、“勇気”であり、幾つかのプラクティス(習慣、実践)が定められています。
もっと、「エクストリームプログラミング」について調べてみよう。
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