2022年 ITパスポート 午前 問47

ソフトウェアの保守に関する記述のうち、適切なものはどれか。

 ア  本番環境で運用中のシステムに対して、ソフトウエアの潜在不良を発見し、障害が発生する前に修正することはソフトウェ保守には含まれない。
 イ  本番環境で運用中のシステムに対して、ソフトウェアの不具合を修正することがソフトウェア保守であり、仕様変更に伴う修正はソフトウェア保守には含まれない。
 ウ  本番環境で運用中のシステムに対して、法律改正に伴うソフトウェア修正もソフトウェア保守に含まれる。
 エ  本番環境で運用中のシステムに対する修正だけでなく、納入前のシステム開発期間中に実施した不具合の修正もソフトウェア保守に含まれる。


答え ウ


解説

 ア  本番環境で運用中のシステムに対して、ソフトウエアの潜在不良を発見し、障害が発生する前に修正することはソフトウェ保守には含まれます。(×)
 イ  本番環境で運用中のシステムに対して、ソフトウェアの不具合を修正することだけでなく、仕様変更に伴う修正もソフトウェア保守には含まれます。(×)
 ウ  本番環境で運用中のシステムに対して、法律改正に伴うソフトウェア修正もソフトウェア保守に含まれます。(〇)
 エ  ソフトウェア保守は本番環境で運用中のシステムに対して行うものであり、納入前のシステム開発期間中に実施した不具合の修正はソフトウェア保守に含まれません。(×)


キーワード
・ソフトウェア保守

キーワードの解説
  • ソフトウェア保守
    ソフトウェアの保守とは、ソフトウェアの改良・最適化と不具合(バグ)を修正する工程(プロセス)で、開発工程の一部分になります。
    開発したソフトウェアの運用を開始すると、今まで開発者が行っていたテスト以外の様々な操作が多くの利用者により行われるため、運用前のテスト段階で洗い出せなかった不具合が出ます。
    その後、不具合が出尽くして動作が安定してくると、使い勝手の改善などの修正が行われます。

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