キャッシュメモリのフルアソシエイティブ方式に関する記述として、適切なものはどれか。
ア |
キャッシュメモリの各ブロックに主記憶のセットが固定されている。 |
イ |
キャッシュメモリの各ブロックに主記憶のブロックが固定されている。 |
ウ |
主記憶の特定の1ブロックに専用のキャッシュメモリが割り当てられる。 |
エ |
任意のキャッシュメモリのブロックを主記憶のどの部分にも割り当てられる。 |
答え エ
【解説】
ア |
キャッシュメモリの各ブロックに主記憶のセットが固定されているのは、セットアソシエイティブ方式です。(×) |
イ |
キャッシュメモリの各ブロックに主記憶のブロックが固定されているのは、ダイレクトマッピング方式です。(×) |
ウ |
主記憶の特定の1ブロックに専用のキャッシュメモリが割り当てられる方式はありません。(×) |
エ |
任意のキャッシュメモリのブロックを主記憶のどの部分にも割り当てられるのは、フルアソシエイティブ方式です。(〇) |
【キーワード】
・フルアソシエイティブ方式
【キーワードの解説】
- フルアソシエイティブ方式
主記憶装置のデータをキャッシュメモリのどの位置に格納するか決める方式のひとつで、キャッシュメモリ内の空き領域を探してデータを保管する方式です。
キャッシュメモリの空いている場所にデータを保管するためヒット率は高くなるが、空いている場所を探すための検索コストが「かかります。
もっと、「フルアソシエイティブ方式」について調べてみよう。
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