ANSI/SPARC3層スキーマモデルにおける内部スキーマの設計に含まれるものはどれか。
ア |
SQL問合せ応答時間の向上を目的としたインデックスの定義 |
イ |
エンティティ間の“1対多”、“多対多”などの関連を明示するためのE-Rモデルの作成 |
ウ |
エンティティ内やエンティティ間の整合性を保つための一意制約や参照制約の設定 |
エ |
データの冗長性を排除し、更新の一貫性と効率性を保持するための正規化 |
答え ア
【解説】
ア |
SQL問合せ応答時間の向上を目的としたインデックスの定義は、内部スキーマの設計で行います。(〇) |
イ |
エンティティ間の“1対多”、“多対多”などの関連を明示するためのE-Rモデルの作成は、概念スキーマの設計で行います。(×) |
ウ |
エンティティ内やエンティティ間の整合性を保つための一意制約や参照制約の設定は、概念スキーマの設計で行います。(×) |
エ |
データの冗長性を排除し、更新の一貫性と効率性を保持するための正規化は、概念スキーマの設計で行います。(×) |
【キーワード】
・3層スキーマ構造
【キーワードの解説】
- 3層スキーマ構造
データベースシステムの基本的な構成を3つの構造で定義したもので、ほとんどのDBMSで取り入れられている考え方です。
- 外部スキーマ
データベース利用者に必要なデータの定義。
- 概念スキーマ
データベースで管理するデータの定義。
- 内部スキーマ
データの物理的な格納方法の定義。
もっと、「3層スキーマ」について調べてみよう。
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