基幹業務システムの構築及び運用において、データ管理者(DA)とデータベース管理者(DBA)を別々に任命した場合のDAの役割として、適切なものはどれか。
ア |
業務データ量の増加傾向を把握し、ディスク装置の増設などを計画して実施する。 |
イ |
システム開発の開発工程では、主に論理データベース設計を行い、データ項目を管理して標準化する。 |
ウ |
システム開発のテスト工程では、主にパフォーマンスチューニングを担当する。 |
エ |
システム障害が発生した場合には、データの復旧や整合性のチェックなどを行う。 |
答え イ
【解説】
ア |
業務データ量の増加傾向を把握し、ディスク装置の増設などを計画して実施するのは、DBAの役割です。(×) |
イ |
システム開発の開発工程では、主に論理データベース設計を行い、データ項目を管理して標準化するのは、DAの役割です。(〇) |
ウ |
システム開発のテスト工程では、主にパフォーマンスチューニングを担当するのは、DBAの役割です。(×) |
エ |
システム障害が発生した場合には、データの復旧や整合性のチェックなどを行うのは、DBAの役割です。(×) |
【キーワード】
・DA
・DBA
【キーワードの解説】
- DA(Data Administrator)
日本語ではデータ管理者と呼び、データベースに登録するデータ項目の設計・管理・標準化を行います。
ここでの管理とは、個々のデータ項目へのアクセス権の管理なども含まれます。
- DBA(DataBase Administrator)
日本語ではデータベース管理者と呼び、データベースの構築と運用・保守を行います。
※DAとDBAはともに、データベースエンジニアと呼ばれることが多いです。
もっと、「データベースエンジニア」について調べてみよう。
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