Pattern-Oriented Software Architecture(POSA)のアーキテクチャパターンのうち、ソフトウェアをメタレベルとベースレベルの二つのレベルに分割し、ソフトウェアの構造と振る舞いとを動的に変更できる仕組みを提供しているものはどれか。
ア |
Broker |
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イ |
Microkernel |
ウ |
Model-View-Controller |
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エ |
Reflection |
答え エ
【解説】
ア |
Brokerは、分散ソフトウェアシステムを構築するために利用できるアーキテクチャパターンで、互いに依存性をもたないコンポーネント群が、リモートサービスを起動することによって相互作用するという構造をもっています。(×) |
イ |
Microkernelは、変更されるシステム要件への適合が必要なシステムに用いられ、システムの核となる最小限の機能を拡張機能や顧客依存部分から分離します。(×) |
ウ |
Model-View-Controller(MVC)は、対話型アプリケーションをモデルコンポーネント、ビューコンポーネントとコントローラの3つのコンポーネントに分割します。(×) |
エ |
Reflectionは、アプリケーションメタレベルとベースレベルのを2つの部分に分割し、システムの構造と振る舞いを動的に変更するメカニズムを提供します。(〇) |
【キーワード】
・アーキテクチャパターン
【キーワードの解説】
- アーキテクチャパターン
ソフトウェアアーキテクチャで発生する問題の解決策で、デザインパターンはクラスや関連でつながったクラス間の局所的な構造や相互作用をサポートするためのパターンだったが、アーキテクチャパターンより大きな単位でのパッケージやサブシステム、レイヤーといったマクロな構造や、それらの接続と相互作用をサポートするためのパターンになります。
もっと、「アーキテクチャパターン」について調べてみよう。
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