犯罪によって得た資金を正当な手段で得たように見せかける行為を防ぐために、金融機関などが実施する取組を表す用語として、最も適切なものはどれか。
ア |
AML(Anti-Money Laundering) |
|
イ |
インサイダー取引規制 |
ウ |
スキミング |
|
エ |
フィッシング |
答え ア
【解説】
ア |
AMLは、犯罪によって得た資金を正当な手段で得たように見せかける行為を防ぐ用語です。(〇) |
イ |
インサイダー取引規制は、インサイダー情報(会社に関する未公表の情報)を知っている状態で、その会社の株式を取引する行為を防ぐ用語です。(×) |
ウ |
スキミング(skimming)は、カード犯罪で多く使われる手口の一つで、磁気ストライプカードに書き込まれている情報を抜き出す行為です。(×) |
エ |
フィッシング(phishing)は、偽サイトに誘導し(銀行のログイン情報、クレジットカード情報など)機密情報を不正に取得する行為です。(×) |
【キーワード】
・AML
【キーワードの解説】
- AML(Anti-Money Laundering、マネーロンダリング対策)
犯罪まど不正な行為によって得た資金を正当な手段で得たように見せかける行為(マネーロンダリング、資金洗浄)を防止するための対策です。
近年、テロ組織をはじめとする犯罪組織への資金提供によって凶悪な犯罪が増えつつあり、お金の違法な流れをいち早く察知し、犯罪を生み出さないためにAMLは国際的に重要視されています。
もっと、「AML」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|