Webサービスなどにおいて、信頼性を高め、かつ、利用者からの多量のアクセスを処理するために、複数のコンピュータを連携させて全体としてひとつコンピュータであるかのように動作させる技法はどれか。
ア |
クラスタリング |
|
イ |
スプーリング |
ウ |
バッファリング |
|
エ |
ミラーリング |
答え ア
【解説】
ア |
クラスタリングは、複数のコンピュータを連携させて全体としてひとつコンピュータであるかのように動作させる技法です。(〇) |
イ |
スプーリング(spooling)は、プリンターなどの低速な装置への出力データを一旦高速な磁気ディスクに格納しておき、その後に目的の装置に出力する技術です。(×) |
ウ |
バッファリング(buffering)は、複数の機器やソフトウェアの間でデータをやり取りするときに、処理速度や転送速度の差を補うためにデータを専用に設けられた記憶領域一時的に保存しておくことです。(×) |
エ |
ミラーリング(mirroring)は、データを複数の装置に同時に書き込むことで、一方の装置が故障した場合もデータが消失しないようにする方法です。(×) |
【キーワード】
・クラスタリング
【キーワードの解説】
- クラスタリング(clustering)
複数のコンピュータをつなぎ合わせて、利用者や他のコンピュータ(システム)からは、あたかも1台のコンピュータで構成されたシステムであるように振舞う技術です。
特別な装置は必要ではなく、OSの機能として実現することが可能となっているため、容易にクラスタリングを採用したシステムを実現することが可能となっています。
もっと、「クラスタリング」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|