JSON形式で表現される図1、図2のような商品データを複数のWebサービスから取得し、商品データベースとして蓄積する際のデータの格納方法に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ここで、商品データの取得元となるWebサービスは随時変更され、項目数や内容は予測できない。
したがって、商品データベースの検索時に使用するキーはあらかじめ制限を設けない。
{
“_id”:“AA09”,
“品名”:“47型テレビ”,
“価格”:“オープンプライス”,
“関連商品id”:[
“AA101”,
“BC06”
]
} |
図1 A社Webサービス商品データ |
|
{
“_id”:“AA10”,
“商品名”:“りんご”,
“生産地”:“青森”,
“価格”:100,
“画像URL”:“http://www.example.com/apple.jpg”
} |
図2 B社Webサービス商品データ |
ア |
階層型データベースを使用し、項目名を上位階層とし、値を下位階層とした2階層でデータを格納する。 |
イ |
グラフ型データベースを使用し、商品データの項目名の集合から成るノードと値の集合から成るのどを作り、二つのノードを関係づけたグラフとしてデータを格納する。 |
ウ |
ドキュメント型データベースを使用し、項目構成の違いを区別せず、商品データ単位にデータを格納する。 |
エ |
リレーショナルデータベースを使用し、商品データの各項目名を個別の列名とした表を定義してデータを格納する。 |
答え ウ
【解説】
A社とB社の商品データベースでは項目が異なるため、これらのデータベースから商品データを取得してデータベースに蓄積するときは、ドキュメント型データベースを使用し、項目構成の違いを区別せず、商品データ単位にデータを格納します。(ウ)
【キーワード】
・JSON
【キーワードの解説】
- JSON(JavaScript Object Notation)
XMLなどと同様のテキストベースのデータフォーマットで、JavaScriptのオブジェクト表記構文のサブセットとなっており、XMLと比べると簡潔に構造化されたデータを記述することができるため、記述が容易で人間が理解しやすくなっています。
もっと、「JSON」について調べてみよう。
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