クリティカルチェーン法に基づいてスケジュールネットワーク上にバッファを設ける。
クリティカルチェーン上にないアクティビティが遅延してもクリティカルチェーン上のアクティビティに影響しないように、クリティカルチェーンにつながっていくアクティビティの直後に設けるバッファはどれか。
ア |
合流バッファ |
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イ |
資源バッファ |
ウ |
フレームバッファ |
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エ |
プロジェクトバッファ |
答え ア
【解説】
ア |
クリティカルチェーン法の合流バッファは、クリティカルチェーン上にないアクティビティ(作業)がクリティカルチェーンに影響を与えないように合流地点に配置されます。(〇) |
イ |
クリティカルチェーン法に資源バッファはありません。(×) |
ウ |
クリティカルチェーン法にフレームバッファはありません。(×) |
エ |
クリティカルチェーン法のプロジェクトバッファは、クリティカルチェーンの最後に配置されます。(×) |
【キーワード】
・クリティカルチェーン
【キーワードの解説】
- クリティカルチェーン(critical chain)
プロジェクトの各作業の実行順序を考えたとき“作業工程上の従属関係”と“限られたリソースで発生する従属関係”を考慮したうえで、最も時間的に長くかかる作業の連鎖のことで、作業完了までの所要期間を決定します。
『クリティカルパス』が“作業工程上の従属関係”にのみ着目しているのに対し、『クリティカルチェーン』では“限られたリソースで発生する従属関係”の考慮をするところが異なります。
もっと、「クリティカルチェーン」について調べてみよう。
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