情報化投資計画において、投資価値の評価指標であるROIを説明したものはどれか。
ア |
売上増やコスト削減などによって創出された利益額を投資額で割ったもの |
イ |
売上高投資金額比、従業員当たりの投資金額などを他社と比較したもの |
ウ |
現金流入の現在価値から、現金流出の現在価値を差し引いたもの |
エ |
プロジェクトを実施しない場合の、市場での競争力を表したもの |
答え ア
【解説】
ア |
売上増やコスト削減などによって創出された利益額を投資額で割ったものは、ROIです。(〇) |
イ |
売上高投資金額比、従業員当たりの投資金額などを他社と比較したものは、I投資評価の他社比較(ベンチマーク)です。(×) |
ウ |
現金流入の現在価値から、現金流出の現在価値を差し引いたものは、キャッシュフロー(cash flow、現金流量)です。(×) |
エ |
プロジェクトを実施しない場合の、市場での競争力を表したものは、投資評価の機会損失です。(×) |
【キーワード】
・ROI
【キーワードの解説】
- ROI(Return On Investment、投資利益率)
投資した資本により、どれだけの利益が発生したかを測るために使用する指標です。
基本的な計算式は
ROI = 利益÷投資額×100
になります。また、企業の決算書から求める場合は
ROI = (当期営業利益 + 減価償却費)÷(株主資本 + 有利子負債)×100
で計算します。
もっと、「ROI」について調べてみよう。
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