IoT向けのアプリケーション層のプロトコルであるCoAP(Constrained Application Protocol)の特徴として、適切なものはどれか。
ア |
信頼性よりもリアルタイム性が要求される音声や映像の通信に向いている。 |
イ |
大容量で高い信頼性が要求されるデータの通信に向いている。 |
ウ |
テキストベースのプロトコルであり、100文字程度の短いメッセージの通信に向いている。 |
エ |
パケット損失が発生しやすいネットワーク環境での、省電力デバイスの通信に向いている。 |
答え エ
【解説】
ア |
信頼性よりもリアルタイム性が要求される音声や映像の通信に向いているのは、トランスポート層のプロトコルのUDPPです。(×) |
イ |
大容量で高い信頼性が要求されるデータの通信に向いているのは、光通信です。(×) |
ウ |
テキストベースのプロトコルであり、100文字程度の短いメッセージの通信に向いているのは、アプリケーション層のプロトコルのTelnetやSSHです。(×) |
エ |
パケット損失が発生しやすいネットワーク環境での、省電力デバイスの通信に向いているのは、アプリケーション層のプロトコルのCoAPです。(〇) |
【キーワード】
・CoAP
【キーワードの解説】
- CoAP(Constrained Application Protocol)
アプリケーション層のプロトコルで、仕様を極力簡素化し、CPU性能やメモリ容量の限られた装置でも効率的に動作するようになっている。
伝送効率を考慮してトランスポート層にUDPを利用して、セキュリティの確保が必要な場合には伝送路を暗号化することもできる。
もっと、「CoAP」について調べてみよう。
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