迷惑メールの検知手法であるベイジアンフィルターの説明はどれか。
ア |
信頼できるメール送信元を許可リストに登録しておき、許可リストにないメール送信元からの電子メールは迷惑メールと判定する。 |
イ |
電子メールが正規のメールサーバから送信されていることを検証し、迷惑メールであるかどうかを判定する。 |
ウ |
電子メールの第三者中継を許可しているメールサーバを登録したデータベースに掲載されている情報を基に、迷惑メールであるかどうかを判定する。 |
エ |
利用者が振り分けた迷惑メールと正規のメールから特徴を学習し、迷惑メールであるかどうかを統計的に判定する。 |
答え エ
【解説】
ア |
信頼できるメール送信元を許可リストに登録しておき、許可リストにないメール送信元からの電子メールは迷惑メールと判定するのは、ホワイトリストを使用した迷惑メールの判定方法です。(×) |
イ |
電子メールが正規のメールサーバから送信されていることを検証し、迷惑メールであるかどうかを判定するのは、送信ドメイン認証による迷惑メールの判定方法です。(×) |
ウ |
電子メールの第三者中継を許可しているメールサーバを登録したデータベースに掲載されている情報を基に、迷惑メールであるかどうかを判定するのは、DSBL(Distributed Sender Blackhole List)による迷惑メールの判定方法です。(×) |
エ |
利用者が振り分けた迷惑メールと正規のメールから特徴を学習し、迷惑メールであるかどうかを統計的に判定するのは、ベイジアンフィルターによる迷惑メールの判定方法です。(〇) |
【キーワード】
・ベイジアンフィルター
【キーワードの解説】
- ベイジアンフィルター(Bayesian filter)
「迷惑メールには『特定の単語』がよくつかわれている」、「『それ以外の単語』は非迷惑メールによく使われている」という考え方の基、受信したメールの単語を調べ迷惑メールかそうでないかを判定します。
また、新たに判定したメールから“単語”の使用状態を調べ迷惑メールに使われている単語かそうでない単語かを学習し、迷惑メールの判定精度を高めていきます。
もっと、「ベイジアンフィルター」について調べてみよう。
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