次のSQL文をA表の所有者が発行したときの、利用者BへのA表に関する権限の付与を説明したものはどれか。
GRANT ALL PRIVILEGES ON A TO B WITH GRANT OPTION
ア
SELECT権限、UPDATE権限、INSERT権限、DELETE権限などのすべての権限、及びそれらの付与権限を付与する。
イ
SELECT権限、UPDATE権限、INSERT権限、DELETE権限などのすべての権限を付与するが、それらの付与権限は付与しない。
ウ
SELECT権限、UPDATE権限、INSERT権限、DELETE権限は付与しないが、それらの付与権だけを付与する。
エ
SELECT権限、及びSELECT権限の付与権付与するが、UPDATE権限、INSERT権限、DELETE権限、及びそれらの付与権は付与しない。
答え ア
【解説 】
“GRANT ALL PRIVILEGES ON A TO B”でA表に関するすべての操作の権限(SELECT権限、UPDATE権限、INSERT権限、DELETE権限など)を利用者Bに付与することを表し、“WITH GRANT OPTION”で権限を付与するGRANT文の実行権限を付与しています。
【キーワード 】
・SQL文
・GRANT
【キーワードの解説 】
SQL文
データベースにアクセスするための言語である。
SQLを使用すると、データベースからの表の抽出の定義や、データベースのデータ操作など、データベースに関する処理を記述することができます。
なお、SQLは公式には何かの略語ではないとなっていますが、SQLを開発したIBMでは“Structured Query Language”の略語となっています。
また、読み方も、“シークェル”と読む人と“エス・キュー・エル”と読む人がいます。
GRANT
特定の利用者にデータベースへのアクセス権限を許可するために用います。
もっと、「SQL」について調べてみよう。
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