プロジェクトマネジメントにおけるファストトラッキングの例として、適切なものはどれか。
ア |
クリティカルパス上のアクティビティの開始が遅れたので、そのアクティビティに人的資源を追加した。 |
イ |
コストを削減するために、これまで承認されていた残業を禁止した。 |
ウ |
仕様の確定が大幅に遅れたので、プロジェクトの完了予定日を延期した。 |
エ |
設計が終わったモジュールから順にプログラム開発を実施するようにして、スケジュールを短縮した。 |
答え エ
【解説】
ア |
クリティカルパス上のアクティビティの開始が遅れたので、そのアクティビティに人的資源を追加するのは、クラッシング(crashing)です。(×) |
イ |
コストを削減するために、これまで承認されていた残業を禁止のは、コスト削減のための改善です。(×) |
ウ |
仕様の確定が大幅に遅れたので、プロジェクトの完了予定日を延期するのは、マイムマネジメントで行う事例です。(×) |
エ |
設計が終わったモジュールから順にプログラム開発を実施するようにして、スケジュールを短縮するのは、ファストトラッキングです。(〇) |
【キーワード】
・ファストトラッキング
【キーワードの解説】
- ファストトラッキング(fast tracking)
プロジェクトのスケジュールを短縮する技法の一つで、通常は順番に実行する作業を並行に進めることで全体のスケジュールを短縮を実現します。
前段階の作業が完了しないうちに始める作業があるため、手戻りのリスクがあるので、どの作業を並行に行ってリスクが少ないかの見極めに注意する必要があります。
もっと、「ファストトラッキング」について調べてみよう。
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