業務改善の4原則としてのEliminate、Combine、Rearrange、Simplifyは、業務改善を実現するうえでの支店を示すものである。
次の業務改善例のうち、Rearrangeを適用したものはどれか。
ア |
経費精算申請業務において、決済に不要な人を申請フローから外し、決済目に要する時間を短縮した。 |
イ |
商品配送ルートを可視化した結果、移動距離の無駄が発見された。
そこで、配送順を入れ替えることで、一日に配送できる件数を向上させた。 |
ウ |
表計算ソフト上で各項目を手入力していたが、一つの項目を入力すれば他の関連項目が自動で計算できるように関数を設定し、作業効率を向上させた。 |
エ |
複数部門が集まる会議の議事録を、各部門のスタッフが、それぞれ独自に作成していた。
各部門での作成をやめ、代表者1名が作成し、部門間で共有した。 |
答え イ
【解説】
ア |
経費精算申請業務において、決済に不要な人を申請フローから外し、決済目に要する時間を短縮したのは、Eliminateです。(×) |
イ |
商品配送ルートを可視化した結果、移動距離の無駄が発見されので、配送順を入れ替えることで、一日に配送できる件数を向上させるのは、Rearrangeです。(〇) |
ウ |
表計算ソフト上で各項目を手入力していたが、一つの項目を入力すれば他の関連項目が自動で計算できるように関数を設定し、作業効率を向上させるのは、Simplifyです。(×) |
エ |
複数部門が集まる会議の議事録を、各部門のスタッフが、それぞれ独自に作成していたのを、各部門での作成をやめ、代表者1名が作成し、部門間で共有するのは、Combineです。(×) |
【キーワード】
・業務改善の4原則
【キーワードの解説】
- 業務改善の4原則(Eliminate Combine Rearrange Simplify、ECRS)
業務改善を実視する上での、順番と視点を示したもので、内容は以下で上から順に実施します。
- Eliminate(排除)
業務をなくすことができないか
- Combine
業務を1つにまとめられないか
- Rearrange
業務の順序や場所などを入れ替えることで、効率が向上しないか
- Simplify
業務をより単純にできないか
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