情報システムに不正に侵入し、サービスを停止させて社会的混乱を生じさせるような行為に対して、国全体で体系的に防御施策を講じるための基本理念を定め、国の責務などを明らかにした法律はどれか。
| ア | 公益通報者保護法 | イ | サイバーセキュリティ基本法 | |
| ウ | 不正アクセス禁止法 | エ | プロバイダ責任制限法 |
答え イ
【解説】
| ア | 公益通報者保護法は、公益のために通報を行った労働者に対する解雇や減給などの不利益な扱いを禁止し、通報者を保護するための法律です。(×) |
| イ | サイバーセキュリティ基本法は、情報システムに不正に侵入し、サービスを停止させて社会的混乱を生じさせるような行為に対して、国全体で体系的に防御施策を講じるための基本理念を定め、国の責務などを明らかにした法律です。(〇) |
| ウ | 不正アクセス禁止法は、インターネット等のコンピュータネットワークでの通信において、不正アクセス行為とその助長行為の禁止するための法律です。(×) |
| エ | プロバイダ責任制限法は、インターネットの掲示板などで誹謗中傷されたり個人情報を掲載された場合に、プロバイダ運営者や掲示板の管理者に対して情報を削除するように要請し、事業者がこれを削除した場合、事業者は損害賠償の責任を免れるという法律です。(×) |
【キーワード】
・サイバーセキュリティ基本法
- サイバーセキュリティ基本法
国のサイバーセキュリティに関する施策についての基本理念や国の責任範囲を明らかにし、施策の基本的事項の取り組みや体制の設置などを求める法律です。
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