不正競争防止法で規定されている限定提供データに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア |
特定の第三者に対し、1回に限定して提供する前提で保管されている技術上又は営業上の情報は限定提供データである。 |
イ |
特定の第三者に提供する情報として電磁的方法によって相当量蓄積され管理されている技術上又は営業上の情報(秘密として管理されているものを除く)は限定提供データである。 |
ウ |
特定の第三者に提供するために、金庫などで物理的に管理されている技術上又は営業上の情報は限定提供データである。 |
エ |
不正競争防止法に定めのある営業秘密は限定提供データである。 |
答え イ
【解説】
不正競争防止法の第二条に
7 この法律において「限定提供データ」とは、業として特定の者に提供する情報として電磁的方法(電子的方法、磁気的方法その他人の知覚によっては認識することができない方法をいう。次項において同じ。)により相当量蓄積され、及び管理されている技術上又は営業上の情報(営業秘密を除く。)をいう。
と書かれています。
【キーワード】
・不正競争防止法
【キーワードの解説】
- 不正競争防止法
公正な競争と国際約束の的確な実施を確保するため、不正競争の防止を目的として設けられた法律です。
正常な市場経済が機能するために、競争相手を貶める風評を流したり、商品の形態を真似したり、競争相手の技術を産業スパイによって取得したり、虚偽表示を行ったりするなどの不正な行為や不法行為を防ぐために制定されました。
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